学び姫。
「勉強している身なの。こんな歳なのにね」
そう言って笑った姫の表情が、忘れられない。
真面目な中に、ここでしか見られない開放的な姿。
そのギャップに、思わず見惚れてしまった。
昼下がりの光が、姫の髪に淡く差し込む。
日常では決して見せないであろう姿を、
この場所でだけ、姫は見せてくれた。
その特別な時間を、濃厚に共に過ごせたこと。
それがどれほどの幸せで、どれほどの充実感だったか。
充実感、そして優越感。
これは何者にも変えがたい——そんな昼下がりだった。
ふと、あの柔らかな光をもう一度感じたくて。
そっと覗いてみてほしい場所がある。
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―― ヒジ 🌙